今日は誰にしようか…………昨日はりんだったから……久しぶりにあやねも良いな……。 
最近のボクは島の暮らしにも慣れて心に余裕が持てるようになった、でもその余裕が眠っていた性欲を目覚めさせ悶々とした日々を過ごしている。 
お世話になっているすずに手を出すわけにもいかないし、万が一溜め込んで間違いを起こさない為にも毎日の1人遊びが日課になってしまったわけで。 
今は今日のおかずを求めて村を歩いるところ。 
島はボク以外みんな女の子だからちょっと歩けば刺激的な場面に出会える 
でもこんなにチャンスが有りそうな場所に暮らしてるのに自分で済ませてるのは正直情けない気もする………特に終わった後はね。 
「うーん、あやねか……神社に行ったらまちも居るから良いかもなぁ……でもあの2人は露出も少ないし、胸もあんまり大きくないからな」 
「そんなことないわよ」 
いつの間にかバカな思案を声に出して悩んでいたら、勝手におかず候補に上げられいたまちが目の前に立っていた。 
「もしかして……聞こえた?」 
「うん」 
「あの、スンマセンでした!!!」 
「行人様は間違ってる」 
そうですよね、こんな明るい内からダメですよね、人として間違ってますよね。 
でも思春期の少年にはどうしても抑えきれない事が有るんですよ、まち姉さん。 
「本当にゴメン。心から謝ります、スミマセンでした」 
「私はおっぱい大きい」 
「………ハイ?」 
「見て」 
これが証拠だと言わんばかりに巫女服の襟をバッ!と開いて見せてくれたまちの胸は、驚くほどの大きさで声を失い何度も顔と胸を見比べてしまった。 
スレンダーな外見から想像がつかないこのボリュームはスゴイ。 
初めて会った時には可愛らしい子だなと思わせた年上には見えない幼い造りの顔に、こんな撓わに実った果実が備わっていたとは……。 
「私は背が小さいだけでおっぱいは大きいの」 
「本当に凄く大きいね……じゃあ、あやねも着痩せしてだけなのかな?」 
「違う、あの子の胸はぺったんこ」 
確かに以前風呂場に珍入して来た時に見たあやねの胸は小さかったな…… 
それにしてもまちの胸は綺麗だな。 
大きいけど垂れてないし、白い肌にリンゴのような張りと艶があって体温の暖かみを感じさせるさくら色の部分が所々見えて色っぽい。 
「触っちゃダメ」 
自ら見せてくれるのなら大丈夫かな?と思って手を伸ばすと、目にも留まらぬ速さで掴まれてしまった。 
「こっち」 
まちは藪の方に向かって手を掴んだまま歩き始めた、何処に連れて行くつもりだろ……もしかしてあやねみたいにお仕置きされるんじゃないだろうな? 
「ここで待ってて」 
暫く林の中を歩くと四畳半くらいの陽が射し込む開けた場所に着いた。 
まちは木の洞からゴザを取り出し足下に広げて座り、空いてる自分の隣をパンパン叩いてボクに座れと言っているようだ。 
「ここはどんな場所なの?」 
「偶にここでお昼寝してるの私」 
「へぇ〜確かに陽射しもあって昼寝するには良い場所だねぇ〜」 
「おっぱい触る?」 
周りの景色に目を向けているとまちの衝撃の一言に急いで振り返る、既にまちは上着を脱いで横に畳んで置いていた、いつの間に!?。 
「触らないの?」 
首を傾げて訪ねるまちに、ボクは声を出すのも忘れて首を縦に何度も振って自分の意志を伝えた。 
背筋を伸ばし、凛とした雰囲気を醸し出しすまちは神々しく見えて何だか恐れ多い感じがする。 
でも目の前に鎮座してるおっぱいの魔力で手は勝手に動き始めていた。 
「どうだ!大きいだろ?」 
「あっ、はい!!」 
「そうだろ、吸っても良いんだぞ!」 
「……ありがとうございます」 
「おいしいよ〜おっぱい、おいしいよ〜」 
「………あの、腹話術は止めてもらえないかな?」 
「嫌?」 
「…うん、ちょっと嫌かな」 
「分かった」 
とりあえず気を取り直して白い柔肌に吸いつく、撫でる度にボリュームのある感覚が手に伝わり桃色の先端を刺激する度に身体は小刻みに震えている。 
いつの間にかボクの頭に廻されていた腕には力が入っている、一度まちに休んでもらう為にそっと横にして暫く眺めていた。 
広がる黒髪は木漏れ日に照らされてキラキラ輝き、丹誠な造りの顔は頬を薄紅色に染めて正にお人形のようなだ………これでニッコリ微笑まれたら大抵の男は一撃で沈むだろうな。 
「もう良いの?」 
「うん……あんまり触ると抑えが効かなくなるから…」 
ボクの言葉にまちは身体を起こして小高い山を作っているズボンを確認するかのように握り始めた。 
「よし!」 
確認が終わったのか、今度は片膝を立て袴の裾をスゥーっと捲って行き柔らかそうな太ももが露わになる。 
手は止まること無く動き続け、見え始めた下着に意識を奪われていると袴と一緒に肌を隠す物は全て捲られた。 
「入れてみる?」 
「……本当に良いの?」 
「行人様に抱いて貰えるなら、私は構わない」 
もう後先など考えてる余裕はない。 
焦る気持ちは指先にも伝わり自身を嘲笑うかのように思い通りに動いてくれない。 
何とか取り出し一心不乱に入り口を探していると、黒い茂みの上を透き通るような白い指先が通り過ぎた。 
「あんまり見ないで……恥ずかしい」 
まちは頬を真っ赤にしながら見えないように手で隠す。 
さっきまでとは裏腹な態度に疑問が湧いてきたが先に謝罪の言葉が口を出た。 
「ゴメン!!!」 
「行人様……ここに入れるの」 
まちの手が直に触れると喉の奥がカァッと熱くなって頭は真っ白になる、握った手は先を少し入れてここよと教えてくれた。 
教えてくれた入口の前でなかなか前進出来ずに焦るばかり、悪戦苦闘しているとまた真っ白な指先が添えられた。 
「入らない?」 
「……うん」 
「じゃあ…」 
不意に口の中へと含まれると直に温かさを感じている部分からゆっくりと暖かな感覚が体全体に広がって行く、次に外気を感じた時には滴る程の水気を帯びていた。 
「これで入れてみて」 
もう一度手を添えられて案内されるが今の時点で我慢の限界。 
包み込んだ指先には道案内をする為に力が込められ、再び目的地に到着しても離れることはなく動き合わせて一緒に沈めようとする。 
しかしまちの覆い被さる指たちは案内の途中で何度も脈打ち始めた………。 
「…………ゴメン」 
「行人様は初めてだったの?」 
「…うん、初めて」 
「だったら大丈夫よ、気にすることないわ。………初めから上手く行くことなんて在りません。 
何事も修行を積んで初めて上手く出来るようになるのです 
だからたった一度の失敗を気にしちゃダメ!」 
前向きな話しを真面目な顔でするまちは新鮮に見える、知らなかった新たな一面を見せてくれたみたいで僕は感謝の気持ちと共に嬉しく思った。 
普段は怒り以外の感情をあまり見せてくれないからな、そんなまちはやっぱり年上のお姉さんなんだなと初めて思った。 
「だから元気を出して、行人様………私も一緒にかんばるから」 
抱き締めてくれたまちの胸の中は思っていた通りに暖かい……。 
「ありがとう、まち。おかげで元気が湧いてきたよ」 
「どう致しまして……じゃあ行人様、私と一つだけ約束をして」 
「何?まちには感謝してるから何でも約束するよ!」 
「……あやねやりん、他の子には手を出さないで……行人様が望めば私がいつでお相手しますから、だから他の子には何もしないで」 
そうか、まちはみんなの事が心配だったのか……ボクが道端であんなことを言ってから 
みんなに悪戯でもするんじゃないかと思って無理してあんなことを……… 
だから気丈に振る舞う中に恥ずかしさが見え隠れしてたのか。 
みんなの心配をするなんてやっぱりお姉さんなんだな、まちって。 
「……まちは優しいんだね、本当に素敵な女性だと思うよ」 
「行人様……そんな…素敵だなんて……」 
「本当に素敵だよ!!妹やみんなのことを心配して自分を…犠牲?は違うな……とにかくみんなのことを大切に思ってて」 
「…………ハァッ?」 
「えっ!?違うの?ボクがあやねたちに変な事をしないようにって、まちは……」 
「違うわよ、浮気したらコレって言いたかったの………フフッ」 
御札を取り出すと禍々しいオーラを出して怪しい微笑みを見せる、なんかコワイ………でも、いつの日かまちが素直に笑う顔を見てみたいと思った。 
きっと可愛らしい微笑みなんだろうな。 
まちが姉さん女房と言われる日を迎えるのも、そんなに遠くないかも知れない。 
風に舞う黒髪をそっと押さえる横顔は、僕にそう予感させた。 
ーEND