ボクがこの藍蘭島に流れ着いてもう2ヶ月、最初は驚きの連続で戸惑ってばかりだったけど慣れてしまえばこの島は天国だ。 
太陽と共に起きて沈めば眠る、自然リズムに合わせる自給自足の生活って良いな。 
自分が努力した分だけ結果が出るし、そりゃ自然が相手だから時には徒労に終わる時もあるけど上手く仕事をこなした時の充実感が心地良い。 
サァ!今日は大物を釣ってすずをビックリさせるぞ! 
「イィィィ!!!ヤァァァー!助けて〜!」 
大物もしくはボクの知らない未知の魚が釣れそうな予感に張り切って仕掛けを川に投げ込むと、釣れたのはあやねだった。 
ちなみに2人?いっぺんに助けるのは無理だったので一緒に流れて来たモンジロウはスルーした、アイツも一応は鳥なんだし命に関わるなら飛ぶだろ……。 
でも島にだいぶ慣れたつもりだったけど……やっぱり変だよ藍蘭島は。 
「行人さまぁ〜、ありがとうございますぅ〜。やっぱり行人様はお優しい人なんですね!」 
「いや!?お礼なんて良いよ」 
そりゃ、川で女の子が流れて来たら助けない訳にもいかないし。 
「それより大丈夫?あやね」 
「ハイ!!お姉様に盛られた痺れ薬もだいぶ抜けましたし」 
やっぱり、まちにやられたのか……実の妹に毒を盛って川に流すとか本当に凄い姉妹だな、でもそれに耐えてるあやねが一番凄いのか? 
「でも服はびちょびちょになっちゃったな〜」 
そう言って軽く上着の襟を持ち上げて話すあやねに目を向けると、掴んだ巫女服の隙間から片方の胸が丸見えだ!! 
それにもう片方の決して大きくはないが形の良い薄い胸は地肌に服がピッタリ貼り付いて桃色の頭頂部をピン!と自己主張させ透けている! 
「どうしたんですの?行人様」 
「イヤ!!!ナッ何でもないよ!風邪をひくとアレだから、すっ!すっ!!すぐ火をおこして焚き火の準備するから!!!」 
「ありがとうございます……ヘンな行人様?」 
ダメだ!ダメ!一瞬じっ〜と見ちゃったよ。何で島のみんなはボクに対して警戒心を持ってくれないかな、ボクだって一応は男なんだから……まいった。 
「あやね、焚き火の準備できたよ」 
「ハイ!行人様」 
雫を垂らしながら胸を張って歩いて来るあやねをボクは少し顔を逸らしながら迎える。 
時折視界に入るあやねの胸はプルプルと歩みに合わせて揺れまだ透けていた。 
「では失礼します」 
焚き火の前に来たあやねはそう言って袴の帯に手をかける。 
「ちょ!!ちょっと待ってあやね!」 
「ハイ?何ですの行人様?」 
「もしかして……服を脱ぐつもり?」 
「ハイ、だってこのままだと乾き難いじゃありませんの?」 
「ダメ!ダメ!抜い…じゃ……ダ・メ」 
あやねを止めようと顔を上げると思いがけず透ける乳房が視界に入った。 
その瞬間ボクの中で何かが弾けて、心の中を未知の感情が支配してゆく……あやねを見てみたい。 
「行人様?」 
「……そうだね、早く乾かす為に服は脱がないとね」 
「ハイ!そうですね」 
帯をするりと解いて水を含んだ袴は重そうに足元にかさなった、ボクは早く乾くようにと焚き火の傍に木の枝で簡単な物干しを作る。 
作る最中も焚き火の外を向いて袴をぎゅ〜っと絞るあやのを眺めた。 
濡れた薄手のパンツは本来の機能を果たさず、お尻やワレメに吸い付いてボクに全てを見せてくれる。 
少し意外だったのは薄くではあるが黒々としたヘアがワレメの上にちょこんと見えた。 
「…もう袴はそれくらいで良いんじゃないかな、ボクが干しとくから……次は上着を脱ごうか…」 
「そうですわね。ではお願いしますね、行人様」 
袴を受け取り干す間も視線はあやねに釘付けになる。 
何の躊躇も無くあやねは上着を脱いで絞り始めた、力を入れる度にぷるんと揺れる胸は凄く柔らかそうだ。 
寒さの為にピン!と立つあやねの乳首はボクのこれまで知る乳首とは少し違った。 
すずや他の女の子の乳首はオッパイ!とゆう感じの立派な乳首だったが、あやねの乳首は子供みたいにちょこんと小さい目だ。 
やっぱりまだ成長段階なのかな? 
でも小さめとは言え胸は立派にオッパイと言える形を作っており、逆にそのアンバランスさがボクをより興奮させる。 
「行人様、これもお願いしてよろしいかしら?」「…あぁ!!うん、干しとくよ」 
「ありがとうございます、あぁ〜寒ぶ!」 
上着を預けてあやねは焚き火に手をかざして濡れた身体を暖める、焚き火を覆うように身体を少し前に倒すと形の良い胸が更に綺麗に見えた……ボクはアレに触れてみたい。 
「あやね、寒いだろ?こっちにおいでよ」 
「ハイ!!」 
「ホラ、ボクの膝の上に座って」 
「……ハイ」 
膝の上に座るとさっきまでの大胆さは何処へ行ったのか、少し頬を朱色に染め恥ずかしそうに身体を抱え込んで丸くなってしまった。 
膝の上で背を向け丸くなるあやねを眺めると可愛らしく思い、むず痒い気持ちになる。 
見た目より脂肪が付いてて意外にボリュームのある柔らかなあやねのお尻がボクの股間を絶妙に締めつけ、あと一つ違う刺激が加われば射精してしまうだろう。 
多分ボクは何の知識も持ず無垢に微笑むあやねに悪戯をしたいんだろうな、自分の欲求を満たす為に……ごめんね…あやね。 
「あやね、寒いだろ?」「ハゥッ!!!」 
少し強引に腋の下から胸を覆うように腕を回し、グイッと引き寄せあやねの背に頬を寄せると何とも言えない良い香りする。 
見た目も華奢だけど実際に抱き締めると更に細く感じ、少しでも力を込めたら壊れそうだ……女の子って柔らかいし良いニオイがするだな。 
「……行人様、こうして居ると恋人同士のようですわ」 
何の警戒心も持たず、すっかり場の雰囲気に酔ってしまったあやねはボ〜っと意識を何処かへ飛ばしてる様子、今なら気づかれないか?。 
ブラジャーのように胸に廻した腕をそぉ〜っと動かし目的地へ到着、あやねに気づかれないように胸に手を這わす。 
敏感であろう乳首を避けて下からゆっくり手に力を加えるとムニュ!っと表現したくなるような感動的な柔らかさ! 
凄い!!!女の子の胸ってこんなに柔らかいの?! 
でも待てよ?前に偶然さわった他の女の子の胸ってこんなに柔らかかったかな? 
う〜ん……違う気がする、何かこうもうちょっとガシッと詰まってる?って感じがしたような……しかし本当にあやねの胸は柔らかいなぁ。 
頭の中で思考を巡らせながらも手は忙しなく動き続ける、突き立ての餅のような柔らかいあやねの胸を様々な形に変えてゆく。 
少し大胆にあやねの柔らかなお尻にグゥゥ!っと股間を押しつけると射精感は一気に高まる、もう我慢できない…… 
「アアァァアァ!!!行人様!」 
「ヒィ〜!!!ごめんなさい!!つい出来心で!本当にスミマセン!」 
「えっ?何で行人様が謝るんですの?」 
「そっ!それは……ボクが…その」 
「あぁ!それどころじゃなかった、このままだと行人様のズボンが濡れてしまいますわ」 
ズボンを見ると確かに濡れて色が変わっている。 
「申し訳ありません行人様、下着が濡れたままでしたわ」 
「えっ?あぁ!!これくらい気にしなくて良いよ」 
「私としたことが行人様の優しい御言葉にうっかりしてましたわ、濡れたままで膝に座るなんて」 
すくっと立ち上がり上着の時と同じように何の躊躇いも無くあやねは一気にパンツを足首まですとん!と下ろした、それも身体はボクの方を向き目の前で。 
ボクの身体は金縛りに遭ったようにグッと力がこもって固くなり、視線は正面に見えるあやねの股間に釘付けになる。 
さっき布越しに見えた陰毛はやはりチョロっとしか生えておらず、隠すと言う機能は果たして無い。 
「行人様、直ぐに済ませますのでそのままお待ち下さい。片づきましたら、また行人様の膝の上で抱いてもらいますので」 
頭上で話すあやねの声はボクの耳を右から左へと通り抜け、いまだ目の前には年齢には似つかわしくないピタッと閉じた綺麗なワレメに意識は集中している。 
一つ生唾を飲み込んで思わず手が伸びそうになっるが、目の前にストンとあやねの顔が降りて来た。 
「少しお待ちくださいねぇぇぇ!」 
あやねは足を八の字にしゃがみ込んで上半身だけを右に向けてパンツをギュッと絞りだした。 
当然ちょっと下に目を向けると正面には薄い陰毛とワレメが見える、でも今回は少し違った。 
確かに八の字に開いた足から覗くワレメはピタッと閉じたままだが何かピコ!っと顔を出している、あれがクリトリスとゆうヤツなんだろうか? 
それにパンツを絞る手に力が加わえる度に身体は捻れ、クリトリスの他にも桃色の中身が微かに見えた。 
アレに触れたらあやねはどんな反応をするのだろう……ボクのペニスは今にも吐き出したいとビクッ!ビクッ!主人にアピールする。 
「ハァ〜終わった……さぁ行人様、また先程のように私を抱き締めて!」 
「……あぁ、うん」 
「どうされましたの行人様?ご気分でも悪いのですか?」 
「いや、大丈夫」 
もっとあやねを見てみたい、もっとあやねに触りたい……でも此処では人目に付くかもしれない。 
「……あやね」 
「ハイ、何でしょう行人様?」 
「ボクの家で風呂に入らない?このままだと風邪をひいちゃうから」 
「ハイ!行人様が良ければ!」 
思った通りだ、あやねは何も疑ってない。多分、家に着いたらあやねは一緒に風呂へと言い出すだろう……それに今朝、すずは夕方まで帰らないと言ってた。 
今日の行人様はそわそわ落ち着かない感じだなぁ、どうしたのかしら?……まぁ良いんだけど、優しくしてくださるから。 
この機に乗じて、今日こそ行人様を私の色香で虜にしてやるわよ! 
いつもすずに邪魔されて、あと一歩の…ところ……で?スズ?鈴?……すずぅぅぅ!!!! 
すずは家に居るのかしら?居たとしたらせっかくの行人様との夢にまで見た甘い2人っきりの時間が……それに私の計画も無し? 
「行人様!すずは!!すずは何処に居るんですか?」 
「えっ!?すず?……すずは夕方まで帰ってこないけど」 
「ウゥッ!シャァアアァァ!!!!」 
嬉しさのあまり思わず天に拳を突き上げてしまったわ、私ったらハシタナイ……邪魔者は無しね。 
これで私と行人様は2人っきり!今日は思う存分、行人様を間近で観察するわよ! 
前にお母様が言ってたのよね、男と女で身体の造りが違うって。 
外見でも何となく分かるけど私はもっと詳しく知りたいのよ!!そのためには……フッ…フフフフフフ。 
「行人さまァ〜、お願いがございますぅ」 
来たか? 
「今日は私と一緒にお風呂に入りませんか?」 
釣れた!!!…でも、ここは一度渋るか。 
「いやぁ〜でも…」 
さぁもう一度言うだ、あやね! 
「お願いします行人様!今日しかチャンスはないんです!!……あっ」 
何か間違ったみたいだけど…まあ良いか。 
「分かったよ、そんなにあやねが頼むなら」 
「ヤッタァ〜!!!行人様とお風呂!!お・ふ・ろ〜♪」 
騙してるみたいで悪い気がするけどボクはあやねの身体を隅々まで見たいし触りたい!……そして出来る事なら未だ萎えることの無いコレをあやねの中に挿入したい。 
それにしても凄いはしゃぎ様だな、もしかしてあやねも男の身体に興味があるのかな? 
〈〈〈〈※〉〉〉〉 
「行人さま〜早くぅ」 
家に帰るとやはり誰も居ない、少し片付けると適当な理由を付けてあやねを先に風呂に入らせた。 
その隙に布団を敷いて枕元には手拭いを3枚程準備する、やっぱりティッシュが無いって不便だな。 
「遅いです!行人様」 
「ごめん、ちょっと片付けに手間取っちゃって、湯加減は大丈夫?」 
「……はぁ…大丈夫です」 
風呂場に入ると元気に迎えてくれたあやねだったが、臍に当たるんじゃないかと言うくらいガッチガチに固くなったペニスを見るとボ〜っとなってしまった。 
「大丈夫あやね?」 
ボォ〜とするあやねを心配する振りをして風呂の縁に近づき、固くなったペニスを 
あやねの目の前に持って行くと目を見開いてじっ〜と見つめている。 
「大丈夫?」 
「は…ひ……ハァァ!!!大丈夫です!はははぁ〜のぼせちゃったかな〜?この家の温泉はウチのより熱いのかなぁ? 
ホラ!ウチは高い所にあるじゃないですか!!」 
あやねは取り繕うように必死にジェスチャーを織り交ぜながら言い訳をすると小ぶりな胸も一緒にぷるぷる揺れてボクを誘惑する。 
改めて思うけどあやねの胸は小さいけど凄く形は良い、それにあの信じられない柔らかさを備えているだから最高だよな。 
「さぁ!行人様も中にお入りになって下さい」 
「ありがとう、あやねの肌って綺麗だね」 
「はあぅ!!!そっ!そんなことありませんわ、行人様はお上手ですわねぇ〜」 
「嘘じゃないよ、こんなにすべすべで綺麗じゃない」 
辛抱出来ずに理由を付けて胸を揉んだ、手の平で乳首を中心に触ると柔らかかった小さな乳首は直ぐに固くなった。 
「ハァ〜し・あ・わ・せ……何だかのぼせてみたい、ちょっと失礼しますね」 
顔を真っ赤にしてあやねはフゥ〜と溜め息をつきながら正面の縁に腰掛けた。 
当然ボクの目の前にあやねのワレメが丸見えになる、今回は座り方のせいか貝が口を開いたような形になって中まで良く見えた。 
濡れた薄い陰毛が更に卑猥さを演出して凄く興奮する。 
「どうしましたの行人様?私のお股なんかジッと見て、何か付いてますか?」 
「イヤッ!!ごめん!あの……女の子の見る初めてだから…ついジッ見ちゃって…」 
「そうなんですの?」 
「……うん、ごめん」 
「謝らなく良いんですのよ行人様。こんな物で良かったら、どうぞ遠慮なくご覧になって下さい」 
そう言うとあやねはパカッと足を開いてボクを歓迎してくれた。 
ゆっくりと近づき、ボクの鼻先数センチにぷりっとしたクリトリスが、その下にはおちょぼ口のような小さい穴が有った。 
「さっ…触っても良い?」 
「どうぞ、どうぞ。行人様の好きなようにして下さい」 
あやねはクィ!っと腰を突き出し、まるでクリトリスをアピールするように更に足を開いてくれた。 
まずはクリトリスから…… 
「ホォォッ!!!!」ザッブゥーン! 
クリトリスを軽く下からツンと触るとあやねは声を上げながら風呂に落ちてしまった。 
「行人様!いっ今、何をされました?」 
「ごめん!軽く触ったつもりだったんだけど痛かった?」 
「いいえ、痛くはなかったんですけど……全身に未知の感覚が走りました、あれは何ですか?」 
「何と言われても……次は優しく触るから、また触って良い?」 
「…ハイ、お願いします」 
今度は風呂の中で触るんだから手探り状態、さっきより難易度は上がる。 
出来るだけそっと優しく触らないと、それにしてもクリトリスがあんなに敏感だとは思いもしなかったな。 
「じゃあ触るね」 
「ハイ!」 
あやねは未知の感覚に備えてか身体を強張らせている、何か凄く罪悪感が込み上げて来るがまだ性欲の方が勝っている。 
お腹に沿って手を進め行くとジャリっと陰毛の感覚が指に伝わり、出来るだけ優しくワレメに指を沈めるとクニィっとしたクリトリスに到着した。 
優しく先端の部分を指で触るとあやねは「くぅっ!」と言いながら抱きついてくる。 
ゆっくり優しくクリトリスを撫でるとそれに合わせてあやねの身体がピクッ!ピクッ!っと跳ね上がった。 
「あやね、大丈夫?」 
「……ハイ、行人様に喜んでいただけるなら大丈夫です」 
顔を紅潮させて一生懸命ボクの為に堪えているあやねは可愛かった。 
「あやねは可愛いな……キスしよ」 
唇を合わせようと顔を近づけるとあやねは初めて拒否の意識を伝えるように顔を背けた。 
「……くちづけはダメです、くちづけは結婚する2人が誓いを交わす時にだけするものです」 
妙な知識はあるんだな、性に関しては大らかなのに。これぞ男が居ない藍蘭島が生んだ独自の風土だな。 
「分かった、キスはしない」 
「ごめんなさい、行人様」 
キスは諦めて次のターゲットに目標を移す、勃起したペニスは早くぶちまけたいとさっきから悲鳴を上げている。 
ボクも早くあやねの感触を確かめたい。 
「良いよ気にしないで、それよりあやねは……セックスって知ってる?」 
「せっくす?ですか……聞いたことありません」 
「セックスって言うのは結婚前の2人がお互いの相性を確認するものなんだ」 
「…そうなんですの」 
「……あやね、ボクとセックスして2人の相性を診てみる?」 
少し悩むあやねに心配ないからと言って風呂場を後にし、身体を拭いて服を着ようするあやねに裸のままで良いと伝えて布団へ連れて行った。 
少し緊張気味のあやねと布団の中に潜り込み、ボクはさっそく胸を触っていた。 
「行人様……すごくドキドキします」 
「ボクもだよ、あやね。」 
緊張の為か布団を掴んで顔を半分だけ覗かせるあやねは凄く愛しく思える。 
「さっき触られたのはどうだった?」 
「……少し気持ち良かったです」 
「良かった、じゃあココはどうかな?」 
ツンと固くなっている桃色の乳首を触ると布団を握る手に力を入れて声を出さないように我慢してるようだ。 
「気持ち良くない?」 
「くすぐったい……でも少し気持ち良いです」 
「我慢しなくて良いからね、あやね」 
そう告げて胸を揉みながら乳首に吸いついた、舌で乳首を刺激するとあやねのくぐもった声が時折聞こえる。 
夢中でマシュマロのような柔らかい胸を吸って小さな乳首を指先で摘み、先っぽを舌でチロチロ舐めるとあやねの手がボクの頭を抱きしめた、舌の動きとシンクロして抱き締められた頭に力感じる。 
手を下へと伸ばしワレメの中に指を沈めるとコリッっとした感触が指先に伝わる、クリトリスはさっき触れた時より固くなっていた。 
あやねは感じてるんだ、その証拠に下の小さな穴に触れると微かに愛液が零れている。 
唇を胸から離して次の目的地に向かうため布団の中を奥へと進んだ。 
「行人様?……何をするのですか?…ちょっ!いやっ!!」 
嫌がるあやねを無視して太ももの間に入り、足の付け根を押さえて両手で縦に閉じたワレメを開いた。 
濡れる小さな穴は家の中に差し込む光に反射してキラキラ輝き鮮やかな桃色をしている、そっと人差し指を入れるとあやねの身体が大きく跳ね指がキュッと締めつけられた。 
指で膣口をちゅぷちゅぷいじりながらクリトリスに舌を這わせる、さっきより固くなったクリトリスは舌で舐める程に固く大きさを増してゆく。 
クリトリスに吸いつきながらあることに気がついた、クリトリスは男性器と一緒で勃起してるのでは? 
それならばと空いている手でクリトリスを指に挟んでコリコリしながら、口では豆みたいな先端を強く吸い上げながら舌を擦りつけた。 
するとあやねは布団の端を握り、太ももはギュッと閉まってボクの顔を締めつけた。 
息づかいは徐々に激しくなり、もうイク寸前といった感じのあやねは足をピンと伸ばして腰は少し浮かせ、膣をいじっていた指は動かせないほど締めつけられている。 
あやねに絶頂を迎えて貰う為に吸いつく力を強くして舌も押しつけるようにして舐めるスピードを上げた。 
「うぅっ…………あっ!!」 
あやねが初めてボクにハッキリ聞こえる喘ぎ声を上げた瞬間クリトリスはシュン!と固さを失って元の姿に戻り、指を締めつけていた膣も柔らかくなって全身からも力が抜けたようだ。 
やっぱりクリトリスは勃起してたんだとボクは妙に納得して、未知の知識を手に入れたことに喜びを感じながら眠るように動かないあやねに声を掛けた。 
「あやね」 
「……酷いですわ、私は止めてって言いましたのに」 
「ゴメン、でも気持ち良かったでしょ?」 
「確かに気持ち良くはなれましたが、最後の方は頭の中が真っ白になって何処かに落ちるみたいで怖かったんですよ」 
ぷりぷり怒るあやねと会話しながら亀頭を小さな穴の入り口にツンツン押しつけてみる、侵入を阻もうと亀頭の先を締めつける膣口の肉感が更に亀頭を大きくさせる。 
最初に見た時はこんな小さな穴に挿入できるのか?と疑問に思ったくらいだから随分と具合は良くなった。 
前戯で一度絶頂を迎えた膣は柔らかくなった気がするし唾液と愛液で十分濡れている。 
「あの行人様……何か私の中に入ろうとしてるんですけど…」 
「うん、ちょっと痛いかもしれないけど我慢してね」 
「……はい」 
あやねは返事をすると少し脚を開いて目を閉じた、正直ボクの射精感は高まり既に限界に近づいている。 
亀頭を膣口に添えてグイッと押しつけると亀頭が半分入る。 
そのまま腰を動かして、ちゅぷちゅぷっとあやねの愛液で滑りが良くなった膣口で抜いては刺すを繰り返して徐々に亀頭あやねの中に沈めてゆく。 
「大丈夫?あやね、我慢できる?」 
「…はい……平気です」 
口では平気だと言ってくれるあやねだが唇を噛み締め、布団をぎゅっと握る様はかなりつらそうだ。 
時間を掛けるとあやねも苦しいだろうし、もうボクも限界だ。 
一気に挿れようと強く腰を突き上げるとあやねの膣口がパクッ!と亀頭をくわえ込んで暖かな肉壁が亀頭を圧迫する。 
膣口はカリ首を締め上げるようにグゥゥっと縮まり、ボクはその気持ち良さに我慢できずにあやねの中に亀頭だけを挿入してイッテしまった。 
すっぽり飲み込まれ亀頭に感じる圧迫感と膣口がキュッー!とカリ首を絞り上げる快楽の中で何度もビクッ!ビクッ!っと脈打ちながら 
本能のままにペニスを奥に突き上げてあやねの中にドクドク精液を吐き出した。 
一通り射精を済ませ結合部分を見るとカエルのように脚を広げて閉じたワレメに亀頭だけをくわえるあやねを見てムラムラする。 
それはボクのペニスに無意識に伝わりまた勃起させる、膣はそれを嫌がるように亀頭を締めつけ暫くその余韻に浸った。 
膣に納まった亀頭を抜き取るとゴポッあやねの中から精子が流れ出す、同時に罪悪感もボクの中に湧き上がる。 
何も知らないあやねを言葉巧みに騙して悪戯したんだよな……とりあえず流れ出す精子を拭き取ろうと枕元に手を伸ばすと涙を流すあやねが目に入った。 
「ゴメン、あやね……痛かったろ」 
「……大丈夫です、どうぞ次は私に遠慮ならずに…行人様の好きにあやねの身体を使って下さい」 
あやねの言葉は一度射精を済ませて冷静になった心に重く響いた。 
『好きにあやねの身体を使って下さい』 
悲しい言葉、そしてあの涙は肉体に受けた苦痛で流したのではなく悲しくて流れた涙。 
同時に疑問も浮かんだ、あやねはセックスを知らないと言ったけどアレは嘘だったんじゃないか…… 
挿入する時、あやねは何も聞かずに覚悟を決めたような顔をした。 
それに次は遠慮なくと言った、多分さっきのセックスが中途半端に終わったことに気づいている。 
あやねは全てを理解したうえでボクの蛮行を受け入れたじゃないか? 
ボクはあんなに慕ってくれてるあやねの気持ちを利用して……自分の考えと行動の浅はかさに涙が流れた。 
「…行人様?なぜ涙を?…どこか具合が悪いのですか?」 
「………ごめん……本当にゴメン…あやねは全てを分かってボクに身体を許したんだろ?本当は知ってたんだろ?」 
「……はい、でも行人様は気に病むことはないですよ!私が好きでしたことですし……行人様がこんなちんちくりんの私を求めて下さったのは凄く嬉しかったです」 
「でも、ボクは嘘をついてあやねを騙してんだから」 
「本当に気にしないで下さい、行人様。今日の事は誰にも言いませんし、もし身籠もっても誤魔化してみせます」 
「お姉さまの術で身籠もったと言えばみんな納得するでしょうし……私がいつもお姉さまの実験台にされてるのは 
みんな知ってますから誤魔化せますよ!だから行人様は何も心配しないで下さいね!」 
健気に振る舞うあやねを見てボクの良心は傷むばかりだが本当に今傷ついているのはあやねだ、馬鹿なボクでも分かる……あの涙で濡れた笑顔を見れば。 
「あやね!」 
「ハイ?……むぅ!!!」 
私が顔上げると突然に唇を奪われた、一瞬何が起こったのか理解出来ずにボォ〜っとなり行人様とくちづけをしてることに気がついて幸せな気持ちになった。 
でも、くちづけは悲しすぎる……幼い頃から夢見てたkiss…いつか素敵な人が私を迎えに来て、 
二人の生涯を誓ってするはずだった……でもこのくちづけは違う、伝わる体温が悲しい。 
「…っん!止めて下さい行人様!……くちづけは未練が残ります、だからくちづけだけはお止め下さい……くちづけ以外でしたら何をされて『あやね!!!』ハイ!?」 
「あやね……ボクのお嫁さんになって下さい!」 
「……へっ?」 
「だから!あやねさえ良かったら、ボクと結婚して下さい!!」 
「えっと……エェェェ!!!!!!わっ!わわっ私が行人様と結婚!!」 
突然のプロポーズに私の思考回路はショート寸前にまでなったが何とかギリギリで踏ん張った、ショート免れて正常に動く部分を使って少し考える。 
行人様は私に同情してるだけじゃないのかしら?ただ私に悪いと責任を感じて言って下さっただけじゃないのかしら? 
「行人様!御戯れは止めて下さい!冗談にも程があります」 
「冗談なんかじゃない!ボクは本気だ!……だからキスをした…くちづけはあやねにとって誓いを示すだろ?」 
「……本当に?…行人様は私を好きなの?」 
「嘘じゃない、ボクはあやねことが好きだ。本当に愛しくて、あやねのことを可愛いと思ってる」 
私だって巫女の端くれ、嘘を言ってるかどうかぐらいその人の目を見たら分かる……行人様の目に迷いは無い。 
でも私には一つだけ不安がある。 
「行人様のお気持ちは大変嬉しゅうごさいます、でも…」 
「……でも?」 
「先ほどの言葉を島のみんなの前で言えますか?」 
「もちろん言える!」 
「じゃあ…」 
喉が乾いて声が出ない……いいえ私は緊張してる、臆病になってるんだ。 
次の言葉を言えば終わりかもしれない、でも言って応えを聞ければ行人様の胸には永遠に飛び込めない……怖いな、でもこれで行人様の真意が分かる。 
少しでも行人様が躊躇ったら今日の事は忘れよう。 
「じゃあ……すずの前で…私を好きと言えますか」 
「言える、ボクはあやねを好きだ!愛してるんだ!」 
「……私も行人様をお慕い申し上げております」 
行人様の腕に抱かれて先程とは違う嬉しい涙が頬を濡らした、伝わる体温も今は心地良い。 
気恥ずかしさから行人様を見ることが出来ず、やり場の無い視線に困って顔を俯かせると視線の先には太く逞しい行人様のおちんちんが!!! 
さっきは無我夢中で分からなかったけど、こんな太いのが入ろうとしてたのか……そりゃ痛いはずよね、お風呂見た時より立派になってる。 
これがさっき私の中でドクッ!ドクッ!って動いてたのか……何かしらこの感じ?行人様のおちんちん見てるとモヤモヤした感じが…… 
行人様もちんちんを大きくしてると言うことは……まだ出し足りないのかしら? 
「行人様、これは…」 
「えっ?……あぁ!!ゴメン!これはその……何と言うか…自分の意識では…」 
「……やり直しませんか?」 
「えっ?!」 
「もう一度……もう一度私を抱いて、今度はちゃんと私を女にして下さいませんか?」 
あやねの言葉に心は乱され、股間は破裂するくらいに勃起した。 
『綺麗な私を抱いてね!』と言ってあやねは風呂へと向う。ボクは痛いくらいに勃起するペニスを見て、今度は上手く出来るだろうかと不安になった。 
悲しき初心者の不安は膨らむばかり、あやねが居ない内に一回抜いとこうかな?などオロオロしてるとタイムアップを告げる風呂場の扉が開く音がした。 
あやねはさっきとは打って変わって恥ずかしそうに頬を赤くして扉の陰で顔だけを覗かせている。 
「あの…行人様、恥ずかしいので私が布団に入るまで目をつぶって貰えますか?」 
羞恥心を持つことは良いことだ、あやねが布団に入るまで目閉じて暫く待つ。 
これを機にあやねにも肌を他人に晒すのは恥ずかしい事と覚えて貰いたい。 
自分の奥さんが他人に肌を見られるのは嫌だからね……でも藍蘭島はボク以外みんな女の子だから気にしなくて良いのかな? 
一回目のヤリタイ根性は何処へ行ったのか、今はちゃんと最後まで行けるのか心配なる。 
先程あやねが言った『今度はちゃんと女にして下さいね!』が頭の中でリフレインしてプレッシャーに潰されそう。 
たった一つの救いは、不安の中でもガチガチなって自己主張をしてるコイツが健在なことだ。 
「あの…行人様、本当に私なんかを選んで後悔してませんか?自分で言うのも何ですけど……他の子と比べて 
私の身体って貧相じゃないですか、だから行人様に満足していただけるかと…」 
「あやね、ボクは後悔なんてしないよ」 
「…本当にですか?」 
「うん!だってあやねの身体はこんなに魅力的だもん!」 
隣で寄り添いながら不安を語り始めたあやねを元気づけようと、覆っていた布団を一気に捲る。 
母のお腹の中で眠る胎児ように縮こまって、両腕で小ぶりな胸を必死に隠そうとする仕草はやっぱり可愛い。 
「ちょっと!行人様!!」 
さっきまでは己の欲望を満たすことだけを考えていて全身を眺める余裕は皆無だった。 
改めて目の前で横になるあやねの身体を眺めて思う……魅力的な身体だなぁ。 
まず目を引くのは身体のライン、普段のゆったりした袴では気づけないキュッと締まった腰のくびれからお尻へのラインが最高! 
ぷりんと突き出てるお尻を撫でると見た目通りに張りが有ってぷっりぷり! 
「何と言いますか……行人様は本当にお股の辺りが好きですわねぇ、別に私はかまわないんですけど」 
困ったような、呆れたような何とも言い難い顔で眺めるあやねの視線でハッ!となる。 
またあやねの身体を使って自分の欲望を満たすことだけ考えていた、これじゃさっきと何も変わらないじゃないか! 
「…ゴメン」 
「気に病むことはありませんわ行人様、私も……行人様のお股には興味津々ですし……さぁ行人様、愛し合いましょ!」 
腕を大きく広げて迎えてくれてるあやねの上に覆い被さりキスを一つ、じっくり何かを確かめるようにゆっくりと。 
幼いキスを繰り返していると何処で覚えたのか小さな舌がちろっと伸びてきた、その舌に自分の舌を絡めると性器を弄るのとは違う快感が脳を刺激する。 
興奮の度合いは増すばかり、頬を撫でていた手は新たな興奮を求めてあやねの胸へと伸ばしたが小さな手が先にボクの股間に届いた。 
小さな手は愛撫すると言うより確認する感じでニギニギと刺激を与える。 
閉じていた目を開いて絶賛確認中のあやねを見ると、眉間にシワを寄せてう〜ん?とでも言いたげな顔で 
全神経を手に集めてるらしい……キスをする舌は全く動かなくなってるもんな。 
う〜ん……やっぱり芯があるんじゃなさそうだな、全体が硬くて筋肉なのかしら?体温より熱があるみたいね……先のコレは棒の部分と手触りが違うなぁ……なるほどねぇ。 
「……ね!…やね!あやね!」 
「へっ?…ハイィ!!!」 
「あのさ、あんまりソコ…握らないでほしいんだけど」 
「スミマセン!!痛かったですか?」 
「いや、痛くはないんだ……逆に気持ち良いだんけど…」 
「じゃあ問題ありませんわね、行人様だって私が嫌がるのに止めてくれませんでしたから」 
さぁ、行人様のおちんちんを隅々まで調べるわよ!! 
「ちょっと待ってあやね!!男は気持ち良くなると精子って言う白いのを出して、ソレが縮んで暫く使えなくなるだ」 
へぇ〜おちんちんって小さくなるんだ、それに精子?……確か子種のことだったわよね? 
じゃあさっきお風呂でお股を洗ってる時に中から出てきた白いのは行人様の子種だったのか……勿体無いことしたわね。 
「その暫くって、どれくらいですの?」 
「……5分くらい?」 
「問・題・なし!!!」 
行人様のお股に顔を突っ込んでおちんちんをじっくり眺めると最初に浮かんだ言葉は、ご立派! 
天を指すようにピン!とそそり立つちんちんは立派の一言に尽きる! 
まぁ他のちんちんなんて見たこと無いから正直よく分かんないだけどね、それに私は行人様の妻になるんだから他の男なんて興味ない。 
でもどうやったらコレは気持ち良くなるんだろ? 
ワケも分からず、まずはちんちんの硬さを確かめる為に強めにギュッと握ると、先っぽの亀さんのお口から透明の液が出てきた……おしっこ? 
悩むより産むが易し!指先で液を摘むと糸を引いてヌルヌルしているし味は無い、おしっこじゃないみたいだけど何だろコレ? 
私の疑問はすぐに解決された、調べる為に亀さんのお口の所で指を使ってヌリヌリしていると行人様が『うっ!』とか『ヒョ!』とか歓喜の声を上げ始めた。 
要領を獲た私は透明の液を出す亀さんのお口の辺りを手の平で撫で回してみると、行人様が弱った声で必死に止めに入った。 
「あやね、それはお願いだから止めて。ボクの知らない感覚が襲ってくるから」 
「もう〜せっかくコツを掴んだのに!!行人様だって私を頭の中真っ白にさせたじゃないですか!!!」 
「悪かったよ…すみませんでした」 
「じゃあ、おちんちんはどうすれば気持ち良くなるんですの?」 
私の質問に行人様は自らちんちんを手に取って、こうするんだよとお手本を見せてくれた。 
要はあの亀さんに秘密があると見た!特に首の辺りとその上の張り出した所が急所みたいね……まずはお手本通りにこすってみるか。 
「どうですか?行人様」 
「あやねにして貰ってると思ったらドキドキするし、気持ち良いよ」 
まずまず様子ね……でも本当に見たいのは、私が行人様にされた様に訳わかんなくって悶える行人様を私は見たいのよぉ〜!!!! 
どうすればいいのよ…思い出せ、私!……最初はオシッコする所を舐められてイヤだったけど、行人様の舌は気持ち良かったなぁ……舐めるか。 
「行人様、お覚悟!!」 
あやねは不器用に両手で掴んで上下に動かしながら、小さな舌でペロペロ舐め始めた。 
これだけでも経験のないボクには辛いのにあやねは表情でも観察するつもりなのか、上目遣いで顔をじぃ〜っと見つめながら舌を動かし続ける。 
その上目遣いは反則だよ、あやね。 
もう限界は近い、足は真っ直ぐに伸びて発射体制は整い我慢してる状態だ。 
ボクの教え方が悪かったのか?あやねの上下する手はグィッ!グィッ!とゆっくり動かすので、下に引っ張られる度にイキそうになってもう我慢の限界。 
もうすぐ出ると告げようと思ってあやねの顔を見ると、何を勘違いしたのかコクっと頷いてパクっとくわえ込んでしまった! 
「あやね!出る!出ちゃう!!!」 
「ふぇ?……おっ!おぉぉぉ!!!」 
行人様の声につい手に力が入ってしまい、ちんちんを下の方にグィッ!っと引っ張った瞬間!亀さんのお口から精子?がビユッ!ビユッ!と飛び出してきた。 
手に握ったちんちんは膨れ上がって吐き出す度に大きくビクッ!と脈打ってる、大丈夫なのコレ? 
「大丈夫ですか行人様!?」 
「大丈夫……気持ち良かったよ、あやね。顔にかからなかった?」 
「ハイ、大丈夫です」 
いきなり飛び出して来た精子を私は持ち前の瞬発力で華麗にひらりとかわした……ウソ、初弾は口の中に喰らった。 
口に直撃した行人様の子種は正直に言うとマズくて苦かった、見た目で甘いのかと思ってたのになぁ……何気に行人様のちんちんを見ると疑問が。 
「行人様……コレで縮んでますの?」 
説明と違って精子を出してもちんちんは小さくなってない、試しに握ってみると少し柔らかくなってる。 
「おぉぉぅ!?まだ触っちゃダメェー!!!」 
今の行人様が見せた反応は何? 
「あやね、男は精子を出すと凄くコノ先の所が敏感になるんだ。だから出したら暫くは触らないで欲しいんだけど」 
へぇ〜亀さんが敏感になるのか……だったら亀さんと今から遊んであげたら私の望む行人様の姿が見れるのね……フッフフ。 
「ちょっと、あやね!だから今はダメだって!!」 
亀さんにしゃぶりつくと行人様は足をもじもじさせながら喘ぎ始めた、これこそ私が見たかった姿!! 
この勝負、私の勝ちですわ行人様!……でもまだ中に残ってた精子はやっぱり苦かった。 
「こうなったら、ボクだって!」 
「何をす!?うっ!くうぅぅ…」 
四つん這いになっていた私の下に潜り込み、行人様は両手でお股を広げて舌で攻めて来た、うぅぅ……やっぱり行人様の攻めは気持ち良い〜! 
だけどナニこの格好は?すっごくイヤラシイですけど、私だって負けない!行人様を気持ち良くするんだから!! 
意気込みは良かったけど、私の未熟な攻撃は時間と共に通用しなくなった。 
また亀さんをお口の中に入れてみるけど行人様には効いてない様子。 
私の方は時間経つに連れてダメなるみたい、何なのこの頭の中が真っ白になる感じは?波のように繰り返してくるこの絶頂感は? 
今は亀さんを舐めることも出来ずにただ握ってるだけ、行人様の舌の動きを感じることしか出来ない。 
「うっ!……いくと…さっ!ま…」 
もう何度目かの絶頂を迎えたあやねはお腹の上でぐったりと寝そべっている。 
布団の上に寝かせ直して暫くあやねの髪を触りながら愛らしい顔を眺めた。 
「……行人様、私は大丈夫ですから続きを」 
「無理しなくていいよ」 
「本当に大丈夫です…だから私と一つになりましょ、行人様」 
「…ずっと一緒だからね、あやね」 
「ハイ、私はずっと行人様と一緒です」 
くちづけを交わしながら手探りで挿入を開始すると伝わってくる感触が前とは違う、侵入を拒まれる感じは無くただ窮屈なだけだ。 
ゆっくり動かすと徐々に先へ進んで行ける。暫く進むと何かに触った感じがした、多分あやねの純潔の証だろう。 
ボクはあやねの純潔を貰う代わりに生涯の純潔をあやねに捧げること誓いながら先へと進む。 
気がつけば二人の距離は0になっていた、やっぱりお互いの気持ちが一つになってないと駄目なんだと思い知らされた。 
「ありがとう、あやね」 
「こちらこそ、ありがとう……行人」 
言葉も無く見つめ合いながら二人が一つなったことを互いに伝える、言葉を交わさずとも肉体の繋がりが互いの鼓動を感じさせ教えてくれた。 
あやねが行人と呼んでくれた。 
見えているのに掴めなかった物が自らの意志で手の中に入って来てくれたみたいで嬉しかった。 
全ては一つになった。 
「もう大丈夫そうですから動いても平気ですよ、行人様」 
「じゃあ動くねって!何で行人様に戻っちゃうの?さっきは行人って呼んでくれたのに」 
「……だって恥ずかしいだもん」 
「だったら少しずつ慣れよ、だから今は行人って呼んでくれない?」 
「……続きを、行人」 
返事の代わりに唇を重ねて行人は私の中で再び動き始めた。 
感じる痛みより嬉しさの方が勝っているので苦痛と呼ばれる痛みは無い。 
ジンジンと伝わる痛みは、行人と一つになっていることを知らせてくれてるようで今の私には心地いい。 
互いの肉体が一つになる事を喜び叫ぶように水音は増していった。 
私の中に行人が居るのか……不思議な感覚だな、まさかこんな日が来るとは思いもしなかった。 
「そろそろ出すよ、あやね」 
言葉と共に行人は硬く太さを増して私の中に居ることを再び伝えてきた。 
「来て、行人」 
重なる身体は私への想いの深さを伝えるように力が籠もり強く抱き締める。 
私の体がその想いに応えるように一つになる行人を強く抱き締めると、動きを止めた空間で大きく脈打つ感覚だけ私の中に伝わって来た。 
脈打つ度に私の中に力強く放たれる行人の想いは、生命の強さを感じさせ行人の人柄を表すようにすごく暖かかった。 
この人と二人だったらずっと笑って過ごせる気がする。 
最初はボクの欲望を満たすだけの行為だった、あやねの気持ちを利用して身も心も傷つけたことを今は酷く後悔する。 
でも後悔して得るものは何も無い、だったらこれから始まる未来を幸せにする方法を考えよう。 
あやねに対して罪の意識があるなら、その分あやねを幸せにすることを考えた方が二人の未来はきっと明るい。 
「……どうしたの?」 
「うん?あぁ……りんに頼んであやねと住む家を作って貰わないとなぁと思ってさ」 
「それは気が早いんじゃないの?」 
「そんなこと無い!これからはボクが一家の大黒屋としていろいろ頑張るんだ!!……でもその前にあやねの家に挨拶しに行かないとなぁ…」 
やっぱり行人と二人なら、私の未来は明るいみたい。 
「これからも宜しくね、行人!」 
それから暫く布団の中で未来の展望を語り合った。 
家は何処に建てようとか、二人で何か新しい仕事をしてみたいとか……そして子供は何人を欲しいとか。 
「ただ…いっ!?にゃあぁああぁぁぁ!!!!!」 
すずの帰宅の挨拶は島中に響き渡った。 
ーEND