「ふわぁ〜、ねむ…」
早朝、あやねは水を汲みに井戸にやってきた。
「さすがに夜遅くまで行人様への恋文を書き直してたから眠いわね…」
あやねはそう言ってもう一度大きなあくびをする。
「でもそのおかげで最高の恋文が出来たし…これで行人様は私のもの…フフフ…」
そんな感じで怪しく笑っている内にあやねは井戸に着いた。
すでに井戸にはすずがおり、あやねに気づくと満面の笑顔で彼女の方を向いた。
「あ、あやね、おはよー!」
「おはよう…って、ずいぶんごきげんね。何かあったの?」
「うん!行人がね、昨日一緒にお風呂に入ってくれたの!」
「へぇ、珍しいわね。けど行人様、またのぼせて大変だったんじゃない?」
あやねがそう言うとすずは笑顔のまま首を横に振った。
「ううん、行人、最近のぼせなくなったんだよ。それに一緒に気持ちいい事やったし…」
「気持ちいい事?何したのよ」
あやねがそう言うと、すずは自分の股間を指差して言った。
「えっとね、私のここに行人のここについてるものを入れるの」
「ふ〜ん………は?す、すず!もう一度言いなさい!」
そう言ってあやねはすずの肩を掴んだ。

「わ、私のここに行人のここについてるものを入れると気持ちいいんだよ」
すずの言葉を聞くと、あやねは彼女の肩を離し、わなわなと震え始めた。
「す、すず、それは…昨日初めてやった事なの?」
「え?ううん、3回目くらいかな?しのぶちゃんやみちるちゃん、あと梅梅も行人としたみたいだよ」
「な、何ですってぇ!?」
あやねがそんな感じで驚いてると、すずは桶を手に持った。
「と、とりあえず私、行くね。じゃあね、あやね」
すずがそう言って立ち去った後、しばらくあやねはそこに立ち尽くしていた。

朝食を食べ終えた後、あやねは昨晩自分が書いた恋文をじっと見ていた。
あやねの頭の中では何度も今朝のすずの言葉が再生されていた。
(すずにしのぶ、みちると梅梅まで行人様と…)
しのぶとみちるもそうだが、ライバルと思っているすず、妹分の梅梅まで行人とした事を知ったあやねのショックは大きかった。
(皆、胸が大きい子ばかりじゃない…梅梅だってそれなりにあるし…)
あやねは恋文を握りつぶすと、立ち上がった。
「こうなったら恋文なんてまどろっこしい事やってられないわ!でかい胸なんかに負けるもんですか〜!」
そう言うとあやねは猛烈な勢いで走り出した。

行人はちかげから新しい本を借りようとある事を考えながら一人で歩いていた。
(しのぶ、みちるさん、すず、そして梅梅か…)
行人は握り拳を目の前に持ってくるとある決意をした。
「もうグダグダ言うのはやめよう…四人を守れるようにもっと鍛えないと…」
ちなみに行人は四人に誰とやったのかを既に話していた。
梅梅はすでに知っており、すずもしのぶもさほど驚かなかった。
ただみちるだけはそれを聞くと「負けられませんね」と一言呟いていた。
すると行人の後の方からドドドドと言う足音が聞こえてきた。
「ん?なん…」
「行人様ーーーーーーーー!」
「あやね?うわっ!?ちょ…」
あやねは行人の腕を掴むと茂みの中に入っていった。
「あ、あやね?」
あやねは仰向けに倒れた行人に跨ると服を脱ごうとした。
「ちょ、あやね!本当に何を…」
「もちろん、行人様がすずや梅梅とやった気持ちいい事を、よ」
「な…」
「フフフ、行人様、私とも交わりましょ」
そう言ってあやねは服を脱ごうとしたが、行人は上体を起こしてそれを止めた。
「ちょ、ちょっと待って!」
「何で止めるの?すずや梅梅とはやったのに…」
「いや、何でって…」

「………やっぱり胸が、大きくないから?」
「…へ?」
あやねは自分の胸に手を当てるとうつむいた。
「行人様もやっぱり胸が大きい女性の方が好きなのね?」
「いや、そう言う事じゃなくて…」
「じゃあ何で?胸は大きくなくてもぷろぽーしょんは抜群、何でも出来る美しくて可愛い私を何故拒むの?」
「あ、えっと…」
「もしかして行人様…私の事が嫌いなの?」
あやねはそう言うとじっと行人の事を見つめる。
「嫌いなんかじゃないって」
「じゃあ何で私を拒むの?」
「う…それは…」
行人が返答に困っているとあやねは目に涙を浮かべ始めた。
(ぐ…ええい!くそ!)
行人はあやねに顔を近づけるとそのまま彼女の唇と自分の唇を重ねた。
「んむっ!?」
そのまま行人はあやねを押し倒し、唇を離した。
「行人…様…」
「あやね…本当にいいの?」
行人はあやねに覆いかぶさったままじっと彼女を見つめる。
あやねも頬を染めて行人を見つめる。
「…もちろんよ、行人様がいいわ」
そう言うとあやねは行人の首に手を回し、そのまま引き寄せると再び唇を重ねた。

行人は舌をあやねの口内に侵入させ、彼女の舌と絡ませる。
「ふ、ん、はぁ…」
「ん、ちゅ、む…」
行人は舌を絡ませたままあやねの巫女服をはだけさせると胸を撫でるように触り始めた。
「ふぁ、ん…行人様…」
行人は首筋から胸に向かって舌を這わせる。
そして行人はそのまま胸の頂にある突起物を舐め上げた。
「ひぁっ!」
行人は右の乳首を右手で摘み、左の乳首を甘噛みして攻める。
「ふぅ、ん…はっ…」
あやねの乳首は刺激するとどんどん硬く尖っていく。
「あやね、感じやすいんだね」
「そんな…事…」
あやねが何か言おうとすると、行人はあやねの乳首に思いきり吸い付いた。
「ひぅぅぅっ!」
「気持ちいい?あやね」
「行人…さまぁ…」
行人は頭を移動し、今度は左手で左の乳首を、舌で右の乳首を攻め始めた。
「あ、ん…く…」
そして先ほどまで乳首を攻めていた行人の右手はあやねの袴の中に入っていく。
行人はそのままあやねの秘所に下着越しに触れた。

あやねのそこは既にかなり湿っていた。
行人は人差し指で下着の上からあやねの膣口を押すように刺激する。
「ふぁぁぁ…」
「あやね、すごい濡れてるよ」
そう言って行人は人差し指をなぞる様に縦に動かしてあやねを刺激する。
するとそこはさらに湿り気を帯びていく。
「ん、ふぁぁっ!行人さまぁっ!」
あやねはぎゅっと目を瞑って刺激に耐える。
しかし行人は舌と左手を使って乳首を、右手で秘所を攻め続ける。
やがて行人は右手はあやねの下着の中に侵入させ、クリトリスを軽く押すように触れるとあやねの体がビクンと跳ねた。
「ふぁぁぁぁっ!」
行人はそれに構わずクリトリスを撫でたり、中に指を入れたりしてあやねを刺激する。
「はぁっ!くっ、んぅっ!」
そして行人は右手でクリトリスを、左手で左の乳首をきゅっと摘むと同時に右の乳首に思いきり吸い付いた。
「ひぅっ!ふぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
あやねはそのまま体を仰け反らせて硬直すると、ぷしゃっと秘所から勢いよく温かい液体が噴き出した。
愛液とは違うその液体はしばらく勢いよく秘所から出続け、行人の手にもかかった。
次第に液体の勢いは弱まっていき、完全に止まると行人はあやねの下着から手を出した。

行人が顔を上げてあやねを見ると、彼女の息遣いは荒く、瞳からは涙が流れていた。
「おもらしするほど気持ち良かったの?」
行人にそう聞かれると、あやねは紅潮していた顔をさらに真っ赤にした。
「行人…さまぁ…」
あやねは潤んだ瞳で行人の方を見つめてきた。
「あやね…僕、そろそろ…」
「私も…行人様が…欲しい」
あやねがそう言うと行人はあやねの袴をめくり、下着を脱がした。
「あ〜、ぐっしょり濡れちゃったね…袴も結構すごいよ」
「い、言わないで、行人様…」
行人はズボンから自身を取り出すとあやねの秘所に当てる。
「行人様、速くぅ…」
「分かった、入れるよ…」
そう言うと行人は自身をあやねの中に入れていく。
やがて全て入ると、行人はあやねの方を向いた。
「あやね、痛くない?」
「んぅ、あまり…痛くないわ」
あやねは潤んだ瞳で見つめながらそう答えた。
あやねの秘所からは血が流れていたが、あやねはやせ我慢している様子はなく、本当にあまり痛そうな様子ではなかった。
「ねぇ、行人さまぁ…速く動いてぇ…」
「うん、じゃあ動くよ」
そう言うと行人は腰を動かし始める。

「はっ、あっ!んんっ!」
あやねの息遣いはさらに荒くなり、彼女も腰を動かし始める。
すると行人はあやねの胸の方に頭を移動させた。
「ふぁっ!行人っ…様?」
あやねが不思議そうに見てると、行人はまた彼女の乳首に吸い付いた。
「ひぅぅぅぅっ!?」
突然の刺激にあやねは体を仰け反らせ、行人のものをきゅうっと締め付ける。
「ふぁぁぁっ!行人さまぁ!吸っちゃ…んんんっ!」
あやねは嬌声を大きくして髪を振り乱すが、行人は左手でもう一つの乳首をきゅっと摘む。
「んぅぅぅっ!ふぁぁっ!ダメッ、行人様っ!もう…私っ!」
行人はそれを聞くと、さらに強く乳首を刺激した。
「ひっ!ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
あやねはさらに体を大きく仰け反らせると行人を強く締め付ける。
「くぅぅっ、あやねっ…僕もっ!」
そう言うと行人はあやねの中に欲望を放出した。
行人が自身を引き抜くと、ドロリとあやねの膣口から精液が流れる。
「行人…様…」
「あやね…」
あやねが首に手を回してくると、行人は彼女の唇と自分の唇をまた重ねた。

行為を終えた二人は川まで移動していた。
二人のそばには洗われた袴が干されていた。
「まさかあやねがおもらししちゃうなんてね…」
「言わないで、行人様…いくら私でも恥ずかしいわ…」
そう言ってあやねは顔を真っ赤にしてうつむいた。
「それにしても行人様、行為になると積極的よね。やっぱり行人様も男なのね」
「う……」
今度は行人が顔を赤くしてうつむいた。
するとあやねは突然行人に近寄ってきた。
「うわっ!あやね!?」
「フフフフ、袴が乾くまでもう少しかかるし…もう一度しましょ、行人様」
「へ?」
「すずとは3回もやったんでしょ?だったら私もいっぱいやりたいわ」
あやねはそう言いながら行人に顔を近づけてくる。
行人は逃げられない事を悟ると、ため息を一つ吐いた。
「今度はおもらししないでよ」
いじわるそうに行人が、そう言うとあやねはまた顔を真っ赤にし、頬を膨らませる。
「行人様のいじわる…」
そう言うと二人はまた唇を重ねた。