一つ、密かにおしゃれして、りんちゃん♪
「へへへ、ダンナ、また綺麗って言ってくれるかな…」
二つ、不死身だって、あやねちゃん♪
「いくら私にでも限度があるわよ!行人様への愛があれば話は別だけど」
三つ、耳年増で、梅梅ちゃん♪
「い、行人サンのを…わ、私の中に…ひゃやや〜ん!十八歳未満はダメデスネ!」
四つ、幼稚でませてて、ゆきのちゃん♪
「こら〜!子ども扱いするな!いつか大人の魅力で行人をゆーわくしちゃうんだから!」
五つ、いたずらして、まちちゃん♪
「いたずらに引っかかる行人様も、引っかからない行人様も…素敵」
六つ、武蔵に感動して、しのぶちゃん♪
「師匠!今日も剣の修行でござる!なでなでも頼むでござる!」
七つ、名前忘れられて、みちるちゃん♪
「ふ〜ん!いいですよー!行人クンに覚えていてもらえれば私はそれでいいですから!」
八つ、やきもちすごくて、すずちゃん♪
「やきもち?ああ!美味しいよね!今度行人と一緒に食べようかな…」
九つ、こすぶれして、ちかげちゃん♪
「今回は行人さんと一緒にこの服を着てみましょうかね」
十でとうとう鼻血出して、行人クン♪
「これは芸じゃない!って皆!そんなにくっつかないで!」
藍蘭島〜、個性豊かな女の子と島に流れ着いた男の子が仲よく暮らす島〜♪

「で、どうやろ?みこと」
「どうも何もいきなり何を…それ、くない姉やんが作ったんか?」
「せや」
「…ええんやないか?」
「…みこと、もしかして自分が入ってないのが気に喰わへんの?」
「そ、そんな事あらへん!べ、別に…」
「ほんなら十二まで数えてみよか……………思いつかん」
「まぁ、そりゃそうやろ…」