「ホンマにどへんしようかいなぁ…」

ここは西の森と南の森の境界付近、人里離れた森の奥に建つ忍者屋敷。
この屋敷の主人である千影流忍一族37代目当主の女性…こころは、縁側で茶を啜りながら深い溜息をついていた…。
彼女には3人の娘がいる。

長女…くない18歳
次女…しのぶ15歳
三女…みこと13歳

こころの溜息の原因は、その娘たちだった…。
彼女としては、この3人の誰かが後を継いで忍一族の当主になってもらえればそれで済む事なのだが…
長女のくないは学問にハマって教職に就くわ、
次女のしのぶは宮本武蔵に憧れて侍になる為に剣術の修行に出るわ、
三女のみことは(りんのカラダ目当てに)職人になる為に大工一家に弟子入りするわで
誰一人後を継ぐ気がなかったのだ。
それならば、子供を産ませて孫にでも継がせようと画策するものの、
くないは大工職人のとげ太(ペンギン)が、
みことにいたっては同じ女である大工一家のりんが好きだという
何とも非生産的恋愛をしているという困った…というよりも頭が痛い状況になっていた。
(因みにしのぶに関しては、まだそっち系統に興味が無いようだった)
その所為もあって、先日の行人と娘たちのお見合いは失敗に終わってしまった(勿論それだけが理由ではないが)。

「どちらにせよ…この状況は何とかせなあきまへんなぁ…」
1人で悩んでも仕方が無い…そう考えたこころは、ある人物に相談を持ち掛ける為に西の村へと向かった…。





−西の人里−

「よっ!」
コーン…

薪が割れる音が辺りに響く。
ここは西の村の外れにある人家。
この家の主人である少女・すずは、皆の仕事を手伝う為に家を留守にしていた。
そんな彼女の代わりに留守を預かっているのがこの家に同居する少年・行人だった。
彼は留守番の序に、家の雑用である薪割りをこなしていた。

「ふぅ…これだけあれば一週間は持つだろう…」
地面に転がる大量の薪を見て、行人は手を休めて汗を拭う。
そしてそれらを片付ける為に束ねている最中に誰かの気配を感じ、顔を上げた。
「精が出はりますなあ、行人殿」
そこには、着物を纏ったこころが立っていた。
行人は応対をする為に、一旦手を休めて彼女に駆け寄った。
「こんにちは、こころさん。 この辺りまで出られるなんて珍しいですね?」
「実は…行人殿に相談したい事がありましてな…」
「ボクに…ですか?」
こころは無言で頷く。
「判りました。 でも…少し待ってもらえますか?」
そう言って行人は目線を逸らす。
こころがその目線を追うと、そこには片付けの途中だった薪の山があった。
「あ…堪忍やす…仕事の途中やったのに…」
「いえいえ、すぐに終わらせますからちょっとだけ待ってて下さいね」
バツ悪そうにするこころを宥めて、行人はペースアップして作業を再開した。



「すみません、大変お待たせしまして…」
大急ぎで作業を終わらせた行人は汗を拭うのもそこそこに、
待たせている客人・こころに詫びて熱いお茶を差し出した。
「えろうすんまへんな」
こころは差し出されたお茶をゆっくりと啜り、一息つく。
「今日はホンマに堪忍やす…仕事の途中で押しかけてしもて…」
「いえいえ、そんな気にしないで下さい。 殆ど終わっていましたし」
そう言って行人は茶を啜る。
その後訪れた暫しの間…行人はそれを断つようにこころに切り出した。
「ところで…ボクに相談したい事があるそうですが…何でしょうか?」
「実はな…」



行人は暫くの間、こころの言葉に耳を傾けた。



「と言う訳どす…」
「なるほど…」
やはり、男がいないこの島に於いて、跡継ぎの事というのはどこも切実な問題だった。
他聞に漏れず、忍一族もそれに直面している。
 特にくないとみことがこころ曰く『非生産的恋愛』をしている為、他の一家よりも深刻とのことだった。
行人は色々考えているうちに、ある答に辿り着く。
「あの…差出がましいようですが…」
前置きをした上で、行人が口を開いた。
「跡継ぎの事でそこまで悩まれているのでしたら…孫が産まれるのを待つよりも、
 ご自分で子供を産んだ方が早いんじゃないでしょうか…? それに、こころさん…まだまだお若いんですし…」
この行人の言葉にこころはポンと手を叩く。
「おお、その手がおおたな」
せや、まだ自分で産むという手がおおたんや。
何でそれに気が付かいへなんだんやろう。
「それならば…」
こころは行人の手を取って、顔を近づけて囁いた。
「行人殿…協力しておくれやす…な?」
「ちょ…待って下さい! なんでそんな…」
行人は慌ててこころを制するが、彼女は袖で口を隠しながら行人に耳打ちをした。
「人間の男はあんたはんしかやらへんから、しゃーないでっしゃろ?
 それに…うちは知っとるえ…行人殿…すずはんやりんはんら同年代だけやなく、りさやちづるともしてはるんやろ?」
こころの言葉に行人は固まった…。
「行人殿…なかなかどえらいモン持ってはるみたいやし…うちにも恵んどくれやす…な…?」
こころは顔を綻ばせながら行人の頬にキスをする。


そしてそのまま…ゆっくりと…顔を近づけて…こころは行人の唇を塞いだ…。


3
口腔で絡み合う舌と舌…
口の中は二人の唾液で溢れかえり、
行人からこころに…そしてこころから行人に…と、
お互いにそれを喉奥へと流し込む…。
そしてお互いに気持ちよさそうに喉を鳴らし、
唇を貪り、歯や口腔粘膜をこれでもかというぐらい舐る…。

ピチャ………チュ……ピチュ………

互いに深く貪り合う接吻を交わしながら…
行人はこころの着物を少しずつ、少しずつ脱がせていく…。
腰帯を解き、着物を脱がせ…
そして早くも愛液塗れになっている下着を取り…
こころは生まれたままの姿になった…。
そしてそのまま彼女の胸に視線を移す。
こころの胸は、お世辞にも大きいとは言えないが、
そのかわり形がとても美しかった。
茶碗のような綺麗な丸みを帯びた乳肉…
乳房の大きさも大きすぎもなく、
小さすぎもなく…正に『美しい』という言葉がピッタリだった。
行人はそのままこころの乳房に貪りついた。
「んあ…っ」

チュブ、チュブ、チュク、チュバ…

片方の乳房を口で貪りながらもう片方の乳肉を手で揉みしだく。
「ん…んんぅ…ん…っ」
行人の愛撫に、こころの口から少しずつ声が漏れ始めた。

揉みしだく度に反発する弾力の乳肉…そして口の中で舌で転がしながら固くなる乳首…。
行人はこころの双乳の虜になっていた。

「ん…い…行人はん…」
波のように襲い掛かる快感を我慢しつつ、こころは行人のズボンに手をかけた。
「うちばかり…気持ちよくて…あきまへんえ…」
ベルトを外し、チャックを下ろし…そして下着ごとズボンを脱がせる…
こころの眼前には行人のいきり立った肉棹が現れた。
「あぁ…行人はんの…どえらいわぁ……こないに固く…ほんで熱く脈打って…ほんまに…」
語尾を濁したものの、こころは恍惚と表情を蕩けさせている…これが何を表すかは一目瞭然だった。
「ん…」
こころは肉茎に舌を這わせると繰り返し舐めあげていき…亀頭の表皮を這い回り、そして口に頬張った。
「う…ふぅ…」
行人はあまりの快感に深い呻き声を上げる。
あの事件以来十数年、こころも他の人妻たちと同様にかなり溜まっていた所為か、
盛大な卑音を立てながらたっぷりと唾液を乗せた舌で舐り回し、無我夢中で行人の肉棒に弄りつく。

ヂュパッ、ジュパッ、ヂュブッ、ジュプッ…

こころは行人の肉棹を口に咥え前後に動かしつつ口腔内では亀頭の先端・鈴口を舌で突付きながら舐り回し、
そして片方の手で袋を揉みしだき、もう片方の手で棹をしごく。
彼女の口の中で行人の肉棒がビクビクと暴れ始め、かなり射精感がこみ上げてきていた。
「あ…あああ…こころさん…で…出る…出る…射精ちゃいます…っ」
行人は両手でこころの頭を押さえ、彼女の喉奥に肉棒を突き入れ続けた。
そして…
「うあ…あああっっ!!」
肉棹がひときわ大きく打ち震え、こころの口内で爆発するかのように大量の射精が始まった。

ビュルルルッビュルルルルルルルッッッ
ビュルルルルルルルルルルルルッッッッッ

盛大な量の精液の噴出…全てがこころの口腔粘膜に叩きつけられた。
「んく…っんぐ…んく…」
こころは頑張って飲み下そうとしていくが、あまりの射精量の多さに口端から精液が溢れ出ていく。
射精が終わり行人が腰を引くと、肉棹が白く太い糸を垂らしながらこころの口からぬぽっと抜け、
彼女は口内に残った精液を何とか飲み下した。
「はぁ…はぁ…はあぁ…」
こころは上気した頬でぼぉっと口を開けたまま、エロチックな表情で放心していた。
「だ…大丈夫…ですか…?」
肩で息をしながら行人は放心しているこころの様子を窺うが…彼女からの反応はまるでない。
少し心配になり両肩を前後に揺さぶって、彼女は漸く意識を取り戻した。
「あ…ああぁ…行人はんの…精液…」
まだ口の中に残っている行人の精液を舌で絡め取って喉奥へと流し込む…。
「ん…んんん…んんっっ…」
その瞬間…こころの瞳が虚ろになって霞がかり、
身体が二回三回と痙攣した…どうやら精液を飲んだだけでイってしまったようだ。
「こ…こころさん…っ!」
その姿を見た行人はついに我慢できなくなり、そのままこころを押し倒して彼女の股間に顔を埋めた。
「はぶっ…ぶちゅ…んちゅっ…」
行人は彼女の淫裂を両手で目一杯ひろげ、
粘性の透明な汁がゴポゴポと次から次へと大量に溢れ出る膣口に舌を入れ、
肉襞を唇で挟み、膣内を舌で突き、舐りまわす。
そのうち部屋中に、こころの愛液によって淫靡な水気をたっぷりと含んだ音が
徐々に大きく木霊するようになった。
「ひあぁっひあああっっ…い…行人…はん…そ…そん…なあぁ…あきま…へん…えぇ…っっ」
ついに我慢ができなくなったのか、こころが嬌声を上げて涙を流して喘ぎ始めた。
そして彼女はいつしか行人の頭を押さえ、形のいい双乳を激しく揺らし、
自らも腰を浮かせて感じまくっていた。
「ああっあきまへん…っっ…イ…イク…イク…イってまううっっっ!!」
その瞬間、こころの膣内がキュッと締まり、秘裂から透明の液を幾度と噴出し、
四肢を痙攣させて身体を仰け反らせた。
「ーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」
彼女の絶頂は長く続き…暫くしてようやくぐったりと脱力した。
「はぁっ…はぁっ…はあぁ…っ…」
随喜の涙を流し…涎を垂らし、肩で息をしながら上気した顔を惚けさせ、絶頂の余韻に浸るこころ。
そして…行人と目が合い、二人は自然に唇を塞ぎ…再び舌を絡ませ…唾液を交換する。
二人は唇を離し…お互いの目を見つめた。
こころは潤みきった瞳で行人を見つめる。
「こころさん…こころさんが欲しいです…いい…ですか…?」
「行人はん…」
僅かに首を縦に振るこころ…。
それを確認して、行人は膣口を拡げ…ぬるぬると熱い媚肉を割るように、肉棹を徐々に埋ずめてゆく。
「ん…ん…んあ…あああぁぁ…ああーー〜〜
こころの朱唇が疼くようにわななく。
それを見た行人は自らの肉棒をさらに突き入れる。
こころの柔肉が熱くうねって行人の肉棹に絡みついていく…。
こころの膣内に行く手を阻むものは何も無い…そしてついに…根元まで埋没させた…。
「お…あぁ…す…すごい…」
彼女の膣内のあまりの気持ちよさに、行人は溜息混じりに声を出す…。
こころの膣内はねっとりと潤み、うねる膣襞が肉棹を絞り上げるように心地よく包み込んでゆく…。
今までにちづるやりさと幾度となく身体を合わせてきた行人だが、
彼女達と同じすっかり成熟した性器の感触にただただ感嘆の声を出す事しかできなかった…。
挿入して暫くした後、行人はこころの足首を掴んで大股開きに広げると、突き上げるようにして抽送を開始した。

スブッズブッズチュッズチュッズチュッ…

愛液まみれの蜜壺は硬い抵抗など何一つなく、行人の肉棒を熱くうねってしごき上げる。
行人はあまりの気持ちよさに、自らの淫棒をこころの膣奥にひたすら突きまくった。
「うあぁ…な…す…すごい…気持ちいい…っ」
「んあっ…ああっああぁっ…あはああぁっっ!!」
十数年振りに男性の肉棒を受け入れたこころは、すぐにはしたなく…そして甲高い嬌声を上げ始めた。
華奢な身体が艶めかしく縦揺れし、目の前で美しい双乳がぷるぷると震える。
膣壁が歓喜に蠕動し、行人の肉棹を絞り上げてゆく。
そして…こころの腰が行人の動きにシンクロし、より深くまで淫肉を掻き分けられ、
膣奥に到達するたびに子宮口を圧迫する。

ズンッズンッズンッズンッ…

「………! ………!! ………!!!」
子宮口に襲い掛かる衝撃をまともに受け、言葉にできないほどに襲いかかる快感に、
こころは口をパクパクと動かし、そこからは溜まった涎がダラダラと零れていた。
そして、行人は自分の肉棹を膣口まで引き抜くとすぐに、子宮口に突き刺すように激しく突き入れる。
その深い淫撃にこころの肉壷がキュウキュウと収縮し、行人の淫棒を締め付けた。
「ぐあ……で、出る……出る……! こころさん…の…膣内に…射精しますっっ…ぶちまけますっ!!」
その瞬間、それまで必死に抑えていた射精感が限界に達し、こころの膣内・子宮口で堰を切ったように弾けた。
「うあああぁぁっっ!!」

ドビュルルルルルルルルルルッッッッッ
ドビュビュビュウウーーーーーッッッッッ

「アアァ……アアアァァァアァ
こころは最奥まで届いた熱い塊が弾けるようにドクドクと力強く脈動するのを感じると、快感に声を震わせた…。
そして…
「アアアーーーーー〜〜〜〜〜ッッッッ!!!」
夥しい量の精液がお腹の中に撒き散らされていくのをはっきりと感じた彼女は、
嬌声を通り越して…絶叫を放った…。
「来てる…来てるぅ…行人はんの精液…うちの膣内に…入ってくるううぅーー〜〜っっ!!!!!」
全身をわななかせながら紅い舌をいっぱいに突き出して、臆面もなく絶叫するこころ。

ドビュビュビュビュビュッッ!!!
ビューーーッビュビューーーッッッ!!!!

「まだ…足りないよ…こころさん…もっともっと…こころさんの膣内で…暴れたい…」
行人は射精がまだ終わってないのも構わず、再び激しく腰を打ち付け始めた。
「あひいぃッッ!!!」
まだ射精されてる最中での抽送の再開…
あまりに強烈な快感にこころは狂ったようなよがり声を出しながら身体を仰け反らせた。
「おあ…は…激しす…ぎ…!!!」
次から次へと襲い掛かる強烈な波動…こころは声にならない嬌声を上げながらそれを受け止めていた。

ズチュッ! ズチュッ!! ズチュッ!!!

「うぅあ…すごい…腰が…止まらない…っっ!!」
何度も果てているはずなのに…こころの膣内は行人の淫棒をきつく締め付けて、この上ない快感を彼にもたらす。
腰が止められないほどに…。
「行人…は…あ…かん…うちの…おま…こ…壊れ…
「こころさんっ! こころさんっ!! こころさんっっ!!!」
こころの膣内を滅茶苦茶に突きまくりながら、彼女の名前を叫び続ける行人。
そのこころは激しい責めを受けつつも、その顔は繰り返し訪れる快楽に歓喜していた。

ブチュッ! ブチュウッ!! ブチュウッ!!!

こころの膣内に溜まった夥しい量の精液を掻き回しながら愛液と混ざり合う卑猥な淫音。
膣粘膜をこれでもかというぐらい乱暴に掻き回しながら擦りまくり、
子宮口を破り抜かんばかりにドスドスと突き上げる。
行人とこころは更に性感を高ぶらせ、幾度目かの絶頂に近付いて行く。
「おごぉっ! おごおぉっ!! おおあぁっっ!!!」
一個のケダモノと化したようにヨガリ声を張り上げるこころ。
「こころさん! また…また射精きます…っ!! また…こころさんの膣内に射精します…っ!!!
 ボクの精液を一滴残らず全て…子宮の…おまんこの中で受け止めて下さいっっ!!!!」
次の射精感がこみ上げてきた行人は、こころの子宮口をさんざん小突き上げながら叫んだ。
「来て…来てぇっ!! うちの…うちのおまんこに…行人はんの精液…たくさん射精してええっっ!!!!!」
「こ…こころおおぉっっ!!!」

ドビュビュビュビュビュッッ!!!
ビューーーッビュビューーーッッッ!!!!!

行人がこころの名前を叫びながら、彼女を力強く抱きしめたその瞬間…二発目の灼熱爆弾が破裂した。
「ああぁっ!!
 また…またきてはる…また…行人はんの精液…うちの膣内にきてはるううぅっっ!!!
 熱い子種が…うちの…子宮にぃ…うちのおまんこにいいいぃぃぃっっっっ!!!!」

ドビューーーッ!! ドビュルルルルーーーッ!!! 
ドプッドプッドプッドプッドププププッッ!!!!

「うぐ…ぐ…あぁ…ぐはあぁ…っ…」
3度目の射精だというのに…今までで一番多い大射精に、行人の視界が真っ暗になった。
濁流のような精液は一瞬でこころの膣内を埋め尽くし、
最初のと混じり合って結合部から勢いよく噴き出してくる。
それでも射精る…まだ射精る…こころの子宮を満タンにしてもなお射精まくる…
それでもなお行人はこころの媚肉の最奥を叩き続けた…。

やがて射精が収まり…行人が肉棒を蜜壷から引き抜くと、
今まで胎内に溜まっていた夥しい量の精液が激しい勢いで逆流し…滝のごとく溢れ出た。

ブチュッ…ブピュッ…ビュルルルルッッ…

こころの秘裂から精液が溢れ出す時の淫音が、部屋中に響く…。
「はあっ…はあっ…はあっ…はあぁっ……………」
肩で息をしながら体中を痙攣させるこころ。
先ほどまでの余韻でその瞳は霞がかり、視線は定まることなく泳いでいた…。


4

「んぶ…んぶぅ…んちゅ…」
「おぉぁ…そう…そこ…いいよ…こころさん…」

ぢゅぷ…っ ぢゅぶ… ちゅぶ…っ

行人がこころの蜜壷に二発目を放ってすぐ…まだ硬さを失ってなかった行人の肉茎…
こころは朦朧とする意識の中で臭いと本能でそれに反応し、
精液と愛液塗れの淫棒を自分から口に含んで舐り始めた…。
「んむ…んも…ぶふぅ…」
丁寧に…そして丹念に、行人の弱い所を舌で愛撫していく。
「あ…だめ…こころさん…で…射精る…っ」
行人のその言葉に反応したこころは抽送速度を速めて、亀頭の先端を喉奥に入れた。
「あ…ああっ!」

ビュルルルッッビュルルッビュルルルルッッッ!!!

「んぐっ…んくっ…んぶっ…んぐ…」
こころの口腔内にまたも大量の精液が放たれた。
既に4発目だというのにいまだ濃厚なままの行人のオス汁を力強く喉を動かし、ゴキュゴキュと飲み下していった。

少しして射精が収まり…こころは口内に放たれた精液を全て飲み干し、肉棒から口を離した。
そしてそのまま行人の肉棹に付着している精液を丁寧に舌で絡み取った…。
「こころさん…もういいです…ありがとう…」
4回放出しているにも関わらず、行人の肉棒は硬さを全く失っていない。
「いくと…はん…もっと…… もっと…うちに……
潤んだ瞳で口からはだらしなく涎を垂らしながら、こころは行人に強請る。
「わかりました…次で最後ですからね…?」
ここのところ連日、すず・りん・りさ・ちづると4回〜5回している所為か、さすがの行人も限界が近づいていた…。
次のを最後にすると約束させて、行人はこころの両腿を掴み、大股開きにした。
そして…自らの肉棒を、蜜壷とは違う場所…肛門にあてがった…。

ズブ…ズブブ…ズブブ…

「お…おあ…あああ…あーー…
本来ならば…汚物を排泄する場所に異物を挿入されて、こころは身体を震わせて呻き声を上げる…。
だがその場所は、今までに分泌された愛液と行人の精液が混ざり合ったローションに加え、
行人の巨根による猛烈な責めで幾度も果てたおかげですっかりと弛緩されていた。
そのおかげで行人の肉棒は、その場所にすんなりと何の抵抗も無く飲み込まれていった…。
「うおあぁ…すご…締まって…気持ちいい…」

ブブッ ズブッ ブプッ…

「あ…がぁ…お…しりぃ…あづ…いひ…っ
こころの尻穴に出し入れする度に行人の肉棹に絡みつくこころの腸液。
それが更なる潤滑液の役割を果たし、最初に幾分かあった腸内の抵抗が全くなくなった…。
こころの尻穴は今までに経験したことがない強烈な快楽に全く力が入らず、
そしてその程よい締まりにこれらのローションの潤滑が重なって行人の動きはヒートアップしていく。

パンッパンッパンッパンッ

「ああっああっああっああっ…い…いい…っ…いくと…はんんっっ
反り返った肉棒はさらなる昂奮でますます膨らみ、こころの腸内を思う存分押し拡げてたっぷりと蹂躙しまくる。
そしてこころの切羽詰った甘い声は行人を急速に高ぶらせていく。
「あ…ああ…あああああ〜〜〜〜っっっ
ギュウッーーと、窒息しそうになるぐらい行人を抱き寄せるこころ。
それとともに肛門もギュウッと締まり、その締め上げに行人の射精感は限界に達した。
「うあ…ああああっっっ!!」

ビュルルルルッッ!! ビュルルルルルッ!!!
ビュクッ!! ビュクッ!!! ビュルルルッ!!!!

こころの腸内にぶち撒けられる行人の熱い白濁液。
それをはっきりと感じたこころは強烈な快感に身体をガクガクと震わせながら、
抑えられずに絶頂に昇り詰めてしまった…。
「ア…アア…アアーーーーーーーーッッ!!!!!」
気が狂いそうな淫悦に涙が溢れて止まらず、歯が噛み合わない…。
頭が真っ白になっていき、身も心も舞い上がっていくような絶頂の解放感…。
こころは腹内でまだ続く行人の射精を感じながら…次々と襲いかかる絶頂に意識を失ってしまった…。


5

こころが失神して十数分…行人は彼女の頭に冷たい手拭を乗せたり、
自分の手を水に濡らして身体を少しずつ冷やしたりと…懸命に介抱していた。

「ん…んんぅ…」
「こころさん…大丈夫ですか…?」
「あ…う…うち…」
漸くこころが目を醒ました。
彼女の覚醒に行人は胸を撫で下ろし、こころの意識を一応確認する。
「そや…うち…行人はんと…」
こころは少しずつ…意識を失う前の事を思い出す。
「すみませんでした!」
こころが完全に思い出す前に行人は土下座した。
あまりにも気持ちよすぎて…自分の快楽の事だけを考えて、
かなり無茶をして…こころにばかり負担を背負わせてしまった…。
こころに対するあまりにも申し訳ない気持ちが行人を動かしていた…。
「ええんよ…行人はん…」
土下座する行人の頭をそっと撫でながら…こころは優しく微笑んだ。
「うちが望んでした事そやさかいに…行人はんは気にへんといてな…?」
「こころさん…」
こころの優しい心遣い…。
その優しさが心に染みて…行人の目からポロポロと涙が零れ落ちた…。
「ありがとう…こころさん…」
こころはそっと手を差し出して行人の涙を拭い…そしてそのまま頭を胸板にくっつけるように抱きつく。
「行人はん…ほんま…今日はおおきにな…」



それから二人は温泉に浸かり、お互いに背中を流し合って疲れを癒した。
そして日が傾き始めた頃…こころは身だしなみを整え、帰路に着いた…。

帰り際、行人の耳に『またいつか…近ゆーちに…うちを抱いてぇな…』と…一言を残して…。





〜後日談〜

「はぁ…はぁ…こ…こころさん…っ」
「あぁ…す…ごいぃ…行人はん…ち…ちんぽ…うちの…おまん…こ…当たるぅ…っ

スブッ ズブッ ズチュッ ズチュッ ズチュッ…

あれから数週間が過ぎた…
行人はこころに招待されて、お見合いの時以来に忍者屋敷を訪れた。
到着して間もなく、行人はこころの濃密な接吻の歓迎を受け、二人はそのまま客間で事を始めた。
こころはあの日…行人に抱かれた時、十数年振りに自身の『女』が目を醒まし、
それ以来ずっと我慢する日々を送っていた…。
「あかん…あかんん…うち…うちぃ…っ
ギュウッと、窒息しそうになるぐらい行人を抱き寄せるこころ。
それとともに膣も締まり…こころは軽く果ててしまったようだった。
それでも行人の抽送は止まらず、なお激しさを増していき…
そしてこころの腰の動きも再び行人の抽送に同調していった…。
「もっと…もっと、もっとおぉっっ!!!
 うちのおまんこ、メチャクチャに突きまくってええぇぇッッッ!!!!!」
行人とこころはすっかり雄雌一対の獣と化し、狂ったようにお互いを求め合った。
「ああ! あああ!! んああっっ!!! あはああっっ!!!! あああああーーーーーッッッ!!!!!!」
ケダモノのようにはしたない嬌声を上げるこころ。
彼女の顔は随喜の涙と、口からだらしなく溢れる涎でぐちゃぐちゃになり、
よがり声を上げながら狂いそうなぐらいの快感を全身で味わい悶えていた。
「うあ…こころさん…もう…イく…イきます…」
行人はそれまで必死に抑えていた射精感が堰を切ったように唐突に膨らんできたのを感じ、
淫棒の先端をこころの膣奥に激しく打ち付ける。
「あぁっ! 来て…来てぇっ!! 中で…膣内で出して…射精してぇっ!! 射精してええぇぇぇっっ!!!」
こころが叫ぶと同時に彼女の膣壁が強烈に締まり、肉襞が行人の肉棹を奥に奥にへと絞り上げるように蠢いた。
「こ…こころ…こころおぉっっ!!」
「い…行人おぉっっ!!!」
二人がお互いの名前を叫んだその瞬間、行人は最奥まで淫棒を打ち付け、こころの肉壺の一番奥で精を放った。

ドビュルルルルルルルルルルッッッッッ!!!!
ドビュビュビュウウーーーーーッッッッッ!!!!!
ビューーーッビュビューーーッッッ!!!!!!

「アアアーーーーー〜〜〜〜〜ッッ!!!!!」
恍惚感に芯まで冒されたように叫ぶこころの肉壁は濃濁な白濁液の噴圧に負けじとギュウギュウと絞り上げる。
大量噴射を厭わずに、むしろ無上の悦楽に狂喜してどんどんとうねり飲み込んでゆく…。
「うあぁ…こ…こころ…」
あまりにも大量の精液の放出に行人は全身を痙攣させ、意識がこそげ落ちるのを堪えていた。
雄叫びを上げるように亀頭が肉茎が跳ね回り、これでもかとばかりに乱射され、
濁流と化した白濁液は一瞬でこころの膣内を埋め尽くしていく…。
射精がまだ収まらない行人は魘されながら腰を打ち付け…こころの胎内を…
精子プールとなった肉壺をひたすら掻き回していった…。


それから暫くの間…あまりの官能の波の大きさに、
二人は言葉を発せられないほどに荒い呼吸を繰り返していた…。
やがて少しずつ回復していくと、二人はお互いを見つめあい…微笑みあって軽い接吻を繰り返した。



やがて時間が過ぎ…行人がこの屋敷を去る時間になると、こころは名残惜しそうに行人に抱きついた…。
その時、こころはふとした事に気が付いた。
「行人はん…そのおべべ、よれよれやんな…」
「おべべ? ああ…服ですか。この島に着いてから繰り返し着ていたからボロボロになっちゃったのかな…」
 無理も無い。 行人は最初…短期間の家出のつもりだったから、着替えは精々一週間分しか持たなかったのだ。
それが既に半年以上経過していたので、服がボロボロになるのは当たり前だった。
「せやったら、うちにあるおべべ持って行きなはれな」
こころはそう言って、押入れの中から島の衣服を取り出した。
「ちょい着てみやす」
行人はこころから衣服を受け取り、一度パンツ一丁の姿になって手に取った服を試着した。
「あ…ちょうどピッタリ…。 通気性もいいし…かと言って適度な温かさもあって…いいですねこれ」
行人はこの服が気に入ったらしく、こころの前で一回転してみせた。
「けっこう似合っとりますな…これな、あの人のもんなんや…」
こころは一瞬…哀しげな笑みを浮かべたが、それはすぐに消えていつもの笑顔に戻った。
「え…そんな大事なもの…」
「でもな…どなたはんも着ぃへんのはもったやらへんやろ?
 せやから行人はんに使こうてもろたほうがいい思うてな」
「こころさん…」
行人はこころのそんな気遣いに愛おしさと申し訳なさを感じ…思わずこころを抱きしめた。
「ありがとう…こころさん…」
「行人はん…」
そしてこころも行人をそっと抱きしめた…。


そして帰り際…

こころから男性用衣服が数着包んである風呂敷を受け取った行人は、
それを一旦地面に置いて…こころを優しく抱きしめた…。
そしてこころも…それに応えるように、行人を優しく抱きしめた…。


「行人はん…また…な…?」
「ええ…また来ます…」


二人は暫くの間、名残惜しそうに抱きしめ合い…そして…行人は帰路に着いた。


また近いうちに…必ず訪ねる事を約束して…